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Bernadette
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・ダフネとヴィルジールの出会い
「名前は?」
「……ダフネ」
「月桂樹に変わった人の名前だ」
 ダフネよりいくらか年上だろう少年は癖のないプラチナブロンドで、前髪が少しだけ長かった。その前髪の間から瞳を覗き込むと、目を奪われるほど透き通った碧眼がダフネをじっと見つめていた。

・ヴィルジールとミシェルが施設に入る話
 背中が痛い、と言い出したのは、おそらく二人、同じタイミングだった。
 一つの受精卵から出来た二人は顔も体もそっくりで、それ故に背中が痛み出したタイミングも一緒だったのだろう。羽化と呼ばれる現象だった。
 幼い二人がそのことをお互い打ち明けたのは、寝付けない夜のことだった。まるで離れることを恐れるかのように、昔から二人は一つのベッドに寄り添って眠っていた。そうすれば不思議なほど安心して眠れた。だというのにその夜だけはどういう訳か、まったく寝付けなかった。
「ねえ兄さん、僕、背中が痛いんだ」
「僕もだよ、ジル」

・ダフネが施設に入る話
 羽化という現象が起こるのは、五歳から十五歳までの子供達だけだという。十三歳の時にそれが起きたダフネは、羽化した子供達の中では遅い方に分類されるだろう。
 まずは体のだるさから始まった。それは一ヶ月経ってもおさまることはなく、次第に背中の痛みに変わった。そこまでダフネは親に心配をかけまいと、必死で隠してきた。だが背中の痛みはもはや隠すことは出来なかった。背中の痛みは羽化に繋がるものであると、話に聞いていたからだ。
 親に痛みを伝えた時、両親は泣いた。遅れてダフネもまた泣いた。羽化が家族に何をもたらすか、分かっていたからだ。
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どうやらグランディエというのは姓らしいし、エティエンヌも元は漫画からとってきたので、この際二人の名前を変えてみようと思う。

・アンリ
・アルテュール
・ジル
・ジョエル
・レオン
・ルイ
・ミシェル
・ノエル
・オクタヴィアン
・ラウル
・シモン
・ヴィルジール

ミシェルはちょっと使いたい。フルネームで考えようとすると、実質四個以上選んで良いのだけども。あと若干ヴィルジールに傾きかけ。

・ミシェル・オクタヴィアン・ユルフェ(兄)
・シモン・アルトュール・ユルフェ(弟)
・ヴィルジール・シモン・ユルフェ(弟)
・アンリ・ヴィルジール・ユルフェ(弟)

ヴィルジールって長ったらしいからうヴィル、とかジル、とかそういう風に呼ばせたい。二番目で決定かな?

ついでにダフネのフルネームも決める。
「ダフネ」はドイツ、フランス経由の読み方らしいのでドイツ人? かと思いきやイギリス人でもダフネ、といたので、単純にイギリス人にしようと思う。
・ダフネ・グレイ
・ダフネ・エルキン
・ダフネ・ヘンリット
ここら辺。
まんまと設定が出来てきた


・いつかの未来
・背中から翼が生えてくる、いわゆる「羽化」現象が起こる
・羽化した人間は隔離されなければならない
・隔離された楽園で少しずつ緩やかに歪んでいく子供達
・話自体は節操無く、子供時代から大人まで
・でも基本的に数年の間に関係性は変わっていない
・羽化した人は天使と呼ばれたりする
・でも基本的に人前に姿現さない
・だから余計神秘的な物として見られる
・隔離されているが、敷地は広いし欲しい物はなんでももらえる
・多分、どこかの孤島
・なので、施設の周りの森林を走り回っていると良い
・でもあんまり離れられると困るので、首輪だったり腕輪だったりしているかもしれない、ブラックボックスみたいな感じで
・外界の情報は若干制限はされるが、基本的には自分で調べたりすれば分かる
・施設側は情報を積極的には渡さない、例えば新聞とかは置かない
・代わりに、パソコンとか通信機器に制限はない、とか

・グラエティ兄弟は多分フランスの良家の生まれ
・楽器とか出来る
・十歳ぐらいの時に施設にやってきた
・グランディエは両親に捨てられた、と思っていて、エティエンヌは弟故に同い年のグランディエより事情を知らなかったし、捨てられた、なんて悲観的な考えはなかった
・双子でも兄がいればそれで安心出来ると思う
・それと同じようにグランディエも弟がいれば安心出来るから、両親に捨てられたという思いを逆に弟への依存に変えた
・エティエンヌがグランディエのそういう歪んだところに気付くのは、十五歳くらいになってから
・その頃にはダフネも施設に来ている

・ダフネは普通の家に生まれていそう
・ピアノが好きだった
・というより音楽が好きで、施設にきてからも音楽再生機とヘッドフォンは必須
・温室に根っこ張っているのはそこが静かだから
・そこ以外だとピアノが置いてある専用の部屋
・でもそこにいるとエティエンヌ辺りがやってくる
・家族とはよくメールのやりとりをしているので、仲は悪くない
・施設から出て家族に会いたい、と思っている
タイトルに意味はない。エログロナンセンスというか、耽美というかそういう方面で書きたい。いつか辛くなること必須だが。
どうでも良いけどボーイズラブって元は耽美に分類されてたんですよぬー

・世界の終わり
・隔絶された空間
・地上の楽園?
・温室
・歪み
・双子
・鉱物標本
・蝶の標本
・ここから出ちゃ駄目だよ
・アクアリウム
・骨まで愛して欲しい
・目玉が欲しい
・何かに依存する
・ぼくらほんとうはすてられたんじゃないの?
・羽化だ
・幼少期から成長した後まで
・パラレルありの、意味の分からない、カオス
・背中が痛いのですがどうしたら良いんですか
・隔離されて下さい
・僕らは天使じゃない
・ここは世界の終わりです

・ストレリチアの幻想
・ヒア・イズ・エデン
・月光
・ゴッドチャイルドの憂鬱
 吸血鬼の集まりは、エティエンヌにとって憂鬱な出来事の一つだ。
 上流階級の多い吸血鬼一族は、月に一度パーティーという名目で集会を開く。エティエンヌはそれが好きではない。もともと同族とのつながりが薄く、その上一族を離れて魔女の家に身を寄せている。更に身を寄せるだけではなく、普通ならば世話をされる側である吸血鬼が、逆に世話をする側になっている。同族達からはあまり良く思われていないことを彼自身よく知っていた。
 だから今まで出席することはなかったのだが、どういう訳か今回だけは必ず出席するように、と、兄だけではなくパーティーの主催者にまで言われてしまったのだ。その口から自然と溜息が零れるのも仕方のないことだった。
 それを聞きとがめた魔女はエティエンヌの目の前で唇を尖らせた。
「いい男が台無しだ」
「台無しのまま欠席になれば良いのに」
「逃げるな逃げるな」
「逃げていません、行きたくないだけです」
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