暖かな日差しが降り注ぐ、窓辺が好きだ。フローリングの固さも嫌いじゃない。けれど開いた窓から入り込む空気が汚れているのは頂けない。昼寝をするなら、カーテンを開いた窓辺でフローリングに寝転がるのが良い。
うとうとと昼寝から目覚めると、外は夕焼けの色に近付いていた。何度か目をこすり体を起こした。眠る前までわたしにちょうど当たっていた日差しはだいぶずれていた。体の半分が温かく、もう半分は影でひんやりしている。高い天井を見上げると、そこではシーリングファンがゆるやかに回っていた。灰色のコンクリートで囲まれた部屋は無機質だけれど、大きくとられた窓から入り込む日差しでとても明るい。
収集家はわたしの後ろの、黒いソファーにいた。
「おはよう」
といっても夕方だがな、とからかうでもなく収集家は言った。軋む体をほぐして立ち上がる。裸足で歩くフローリングは冷たい。
ソファーの後ろに回って収集家を背中からのぞき込む。彼は今日も、よく分からない古書を開いていた。
うとうとと昼寝から目覚めると、外は夕焼けの色に近付いていた。何度か目をこすり体を起こした。眠る前までわたしにちょうど当たっていた日差しはだいぶずれていた。体の半分が温かく、もう半分は影でひんやりしている。高い天井を見上げると、そこではシーリングファンがゆるやかに回っていた。灰色のコンクリートで囲まれた部屋は無機質だけれど、大きくとられた窓から入り込む日差しでとても明るい。
収集家はわたしの後ろの、黒いソファーにいた。
「おはよう」
といっても夕方だがな、とからかうでもなく収集家は言った。軋む体をほぐして立ち上がる。裸足で歩くフローリングは冷たい。
ソファーの後ろに回って収集家を背中からのぞき込む。彼は今日も、よく分からない古書を開いていた。
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