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過去の物をサルベージ。いつか使う。


「ねえギンコ。私達、双子よね」
「そだよー」
「一卵性よね」
「? うん」
「顔も遺伝子レベルも同じよね。元を辿れば一人の人間なのよね」
「うん……」
「なのに、どうして体格は違うのかしら……どうして私の方がスタイル悪いのかしら……」
「カナギちゃん、もしかして」
「いいえギンコそれ以上言わないで。何も言わないで食事を減らして」
「……明日から、カロリー低めの食事にするよ。俺、頑張るから、だからそんな悲しそうな目をしないでカナギちゃん……」

「それはな、憎いっていうんだ。まあ覚えとけ、損はねぇ」

「二人合わせてオセロ!」
「ひっくり返る?」
「ひっくり返すぜ!」
「うわあー止めろー黒くなるー」
「ならねえよ」
「オセロの黒い方ノリ悪いな、のれよ」
「無理」
「オセロの黒い方、俺、腹減った」
「そうか」
「白いご飯に砂糖載せて食べたい」
「!?」
「!?」

「ふむ、ところでタイラは何をしているのかな」
「カンゴの邪魔しないように邪魔してる」
「つまりプレッツェルを半分に折ってる」
「……ちょっと待てい。そりゃ私のプレッツェルか」
「あ、次は半分を半分にし始めた。しかも一本食った」
「いえーいいただきっ」
「タイラよ、プレッツェル折るの止めちゃくれないか。ついでにセーラー服は脱ぎなさい」
「え、だんだん楽しくなってきたのに。あとここでセーラー脱いだら、下着になっちゃうんだけど」
「あ、このプレッツェルうまー」
「黒崎君、君も私のを勝手に食わんでくれ。タイラ、やっぱり脱がんで良い」
「えー」
「えー」

「花火は八時からだ」
「……」
「林檎飴はこの茂みを出て左方向、向かって右で売ってる。人を食うようなお前でも、墓参りくらいはするだろ」
「……」
「あの人に買っていけばいいよ。死人は何も食えないけどね」

「…………70……いや、75点」
「はあ?」
「傷跡ある方が味あって良いけど、この傷跡は綺麗じゃないな、無粋だ。あとは、爪がもう少し長いと最高。他は良いな。ほどよく筋肉ついてるし、手首のラインは芸術的。庭に生やしておきたいくらい」
「おい……」
「さーて救急箱はどこかなー」

「聞け、八坂!」
「はいなんでしょう」
「ついにエンムを手に入れたぞ!」
「エンムってなんですか」
「たまたま電車に乗ったのが良かったらしい。隣りに座った少年がうなされていてな、気になって見てみたらエンムだったのだ!」
「いや、あの、エンムとは何なのでしょう二瓶さん」
「これは噂以上に素晴らしい。入手が困難なだけある。最近の養殖の悪夢などとは比べ物にならない出来だ!」
「悪夢って養殖出来る物だったんですか」
「これだからこの商売は止められない。今は気分が良い。行くぞ八坂、仕事だ」
「はい。……ってエンムってなんなんですか、そもそも悪夢に養殖なんてあるんですか。二瓶さん、二瓶さーん」

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