こんな夢を見た。
風船の紐を手に持っていたら、うっかり手を開いてしまった。赤い風船はふうわりふわりと空へと昇る。紐はあっという間に私の手の届かないところまで行ってしまった。
大変だ。そう思った私は大慌てでぴょん、と飛び跳ねた。そうしたら、あっというまに風船を追い越して高い高い空へと昇ってしまった。
「おうい、どうしたんだいいったい」
下から友人が、私に向かって叫んでいた。
「なんだか分からないよ。体が軽いんだ」
最初は本当に、ぴょん、と跳んだだけだったのだ。だというのに私はどういう訳か、風船のようにふうわりふわりと未だ空へと昇り続けている。必死になって下に向かって叫ぶと、赤い風船が見えた。
風船の紐を手に持っていたら、うっかり手を開いてしまった。赤い風船はふうわりふわりと空へと昇る。紐はあっという間に私の手の届かないところまで行ってしまった。
大変だ。そう思った私は大慌てでぴょん、と飛び跳ねた。そうしたら、あっというまに風船を追い越して高い高い空へと昇ってしまった。
「おうい、どうしたんだいいったい」
下から友人が、私に向かって叫んでいた。
「なんだか分からないよ。体が軽いんだ」
最初は本当に、ぴょん、と跳んだだけだったのだ。だというのに私はどういう訳か、風船のようにふうわりふわりと未だ空へと昇り続けている。必死になって下に向かって叫ぶと、赤い風船が見えた。
PR
この記事にコメントする