奇妙な標本に心を奪われている叔父と、叔父に恋をしている「あたし」のお話。
・叔父
母方の叔父。テルオと設定が近くなりそうな予感……。
三十代後半~四十代前半。都心から電車で三時間以上かかる某田舎に在住。一軒家でほぼ隠居みたいなものだが、実際はそれなりに有名な小説家(あるいはライター)で、収入源はきちんと確保している。
書斎に閉じこもり仕事をしているかと思えば、庭に出て植物の世話をし、また書斎に閉じこもる。
書斎には基本的には誰も入れない。ある標本を心の底から愛している。あるいは執着している。
・「あたし」
叔父からしてみれば姪。せっかくのゴールデンウィークだが両親がうっかり仕事で出張が重なってしまったため、昔から慕っていた叔父の元に遊びに来た。
叔父に対して恋愛感情を抱いている。ただし叔父はそれに気付いていない。多分叔父は一生気付かない。「あたし」もただひたすら慕うだけ。
叔父にひっつき続けたおかげか、叔父の書斎に入ることを許された。叔父が執着する標本を見ているが、それの正体はいまだ分からない。ただ、叔父の愛情がすべてそれに向けられている事実に苦々しい思いを抱いている。
・叔父
母方の叔父。テルオと設定が近くなりそうな予感……。
三十代後半~四十代前半。都心から電車で三時間以上かかる某田舎に在住。一軒家でほぼ隠居みたいなものだが、実際はそれなりに有名な小説家(あるいはライター)で、収入源はきちんと確保している。
書斎に閉じこもり仕事をしているかと思えば、庭に出て植物の世話をし、また書斎に閉じこもる。
書斎には基本的には誰も入れない。ある標本を心の底から愛している。あるいは執着している。
・「あたし」
叔父からしてみれば姪。せっかくのゴールデンウィークだが両親がうっかり仕事で出張が重なってしまったため、昔から慕っていた叔父の元に遊びに来た。
叔父に対して恋愛感情を抱いている。ただし叔父はそれに気付いていない。多分叔父は一生気付かない。「あたし」もただひたすら慕うだけ。
叔父にひっつき続けたおかげか、叔父の書斎に入ることを許された。叔父が執着する標本を見ているが、それの正体はいまだ分からない。ただ、叔父の愛情がすべてそれに向けられている事実に苦々しい思いを抱いている。
PR
この記事にコメントする